Mar 21, 2012

教師研修のこと


(教育関係の仲間と一緒に、新たに共同ブログを立ち上げました。
リンクは、貼ろうかな?どうしようかな?
そのブログに書いた記事を写しておきます。)

私は英語を専門にやってきたわけではありませんが、
縁あって、都内の私立高校にて多読の講座を担当させてもらっています。
その関係で、小学校から大学まで、様々な職場で働いていらっしゃる、
英語の先生とお話させてもらうことがあるのですが、その様子を見ると素人ながら、
「こんなんでいいのだろうか?」と疑問に思うことが多いのです。

その一端をお話しますと...

最近は教師の「研修」というのが頻繁にあるようですが、
その内容は一般の人には知られていませんよね。

知り合いの高校の先生も言ってましたが結構「悲惨」なようです。

例えば。。。

英語教師の研修に、知り合いのパートナーである英語ネイティブの先生が行ってレクチャー。

レクチャー後、感想を書いてほしいと紙を配ったら、
先生同士で何やら話し合いが始まり、
"I'm sorry. I didn't understand what you said, so I can't write anything." といったことを、

ほとんどの先生が判を押したかのように書いていたそうです。

とか、

東京のとある町で、小学校英語活動まとめ報告会があったので、参加してきました。

公開授業を見て、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいました。
冷めた表情の生徒といっしょに、お買いものごっことか、
生徒を引き付けようと、先生は必死なオーバーアクション。
中でも仰天だったのが、その後に行われた講演会です。

演者の先生は、英語教育といえば誰もが知っている大学のお偉い方で、

小学校英語活動促進されている方のようでしたが、
その方のイギリス留学思い出話を聞いて、あきれて私は退場してしまいました。

「僕は魚釣りがすきなので、イギリスにいたとき、釣りに行ってみたんです。

ちょうど現地の人がいたので、”ここは釣れますか?”って話しかけたかったんだけれど、
rodとかlineといった日常に使う表現を知らなかったので、おしゃべりができなかったんですよ。
だからみなさんには、コミュニケーションに役立つ英語を学んでもらいたいのです。」

日本で「英語教育」を仕切っている人がこういう始末なのです。

100人を超える先生方は、みな、真剣にこの話に耳を傾けていらっしゃいましたが、

こういう人が現場の先生に「コミュニケーション」について語るなんてなんだかなぁ、
という気持ちです。

もしおしゃべりがしたいなら、英語の単語が思い浮かばなくても、

身振り手振り、なんでも使えるもの使って、思いを伝えようとすること、
それこそが、英語よりなにより大切なことですよね。
日本人に欠けているのは何よりそこじゃないかと私は思うのです。

・・・・・

と、限りなく書きたいことはあるのですが、また次回ということにして、
今日の提案は上の動画です。

英語を教えているけれど、この動画を見て議論ということができない先生も多いでしょう。

(私も、ついていけない部分はたくさんあります。けれど、肝心なところはつかめますので、
話し合いならいくらでもできそうです。)
大学や教育委員会主催の「研修」や「授業研究」なんてことはおいといて、

まずは「楽しみ」ながらこんな題材を見て、あれやこれや考えてみるのはいかがでしょうか?

多読・多聴ってことを知ったらもっと楽しみは増えますよ。この先は、また次で。


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