May 29, 2011

日本の英語教育に汚染される子どもたち

日曜なのに、弁当作りのため早起き、でもって中止のお知らせ。
このgloomyモードのまま書いてしまいますが。

昨日は午前の授業が終わった後、
生徒と一般公開に参加してくれたタドキスト先生といっしょに、
昼も食べずに4時近くまでおしゃべり・・・
いやあ、ほんと、大変です。
自然に近い形で英語を習得してきた子供が、日本の学校英語でサバイバルするのは。

で、面白いのが、
生徒(イマージョン教育を受けた)
タドキスト先生(帰国子女)
リボンちゃん(タドキッズ)
私(オタキスト)
が愚痴をこぼす、疑問に感じる点は共通している。

昨日でたことでは、

・I は ”I” でしかないだろう!
私、私は、なんて一対応させてどうする!?

・発音記号がわからない。
一つの発音記号が、単語のどの部分に対応しているかなんて、わからない。
だって音は繋がっているものだから。
そもそも、英語の音がいくらでも聞ける時代に、なんで発音記号習う必要があるの?

・和訳ができない。
これは多読すればするほど、できなくなる。
ちょっとした短い英文でさて、うーん、と考え込んでしまう。

・大過去?Huh??
ね、大過去だよ、ダイカコ。これってさ、お笑いのネタじゃないの?

・書き換え問題できない。
書き換え問題で作られる英文って、
それぞれ違った意味合いになってると思うんだけど・・・

・”鳥がなく”で”cry"しか思い浮かばないって、どうよ!?
なく=cryのインプットは強固。unlearnには量しかないよ。

・・・・・
と、永遠に続く疑問でした。
これを踏み絵になんて、しませんよ。。。フッ

これからのみなさん、自分の感性を大切にしようね!

7 comments:

Whiskers said...

emmie-san おはようございます!
ほんと、英語教育大変なんです。
先日1年生(大学編入志望)がやってきて、「長文読解力をつけたいんですが」と言いました。今からきちんと勉強しておきたいと思っているんですね。えらい子たちです。でも、来る所を間違っちゃったよね、私の所なんか。で、今はとにかくやさしい本を大量に読みなさい。頭の中で和訳しないで読めるようになりなさい。と話し、GRの1番やさしいものを紹介しました。後日その子がやってきて、「頭の中で和訳してるかしてないかはどうしたらわかるんですか?」って・・・。うーん、たしか酒井先生がなんか書いておられたけど、思い出せず。私なんぞの話をまじめに聞いてくれたことに申し訳なくも感じ、「訳してるか訳してないか、とらわれすぎると本を楽しめないから、どうしても英語だけで読めてしまう超やさしい本をしばらく読み続けるといいよ。」と話しました。
英語を「真面目に」「こつこつと」やってきた子ほど、「楽しむ」のもunlearnも難しいですよね・・・。きっとそれは教師も同じ。もっとひどいかな?それでやってきて、職業にまでしてしまったんだから。

こんな風にえらそうに書いてしまったけど、私もまだまだunlearnできてません。NZでは(よそでのことは知らない)手術室のことをtheatreというんですねー。これにどうしても慣れられず、その言葉を聞く度になんか、ホールのような赤いカーテンの下がった手術室をイメージしてしまったのでした。また、内臓の症状の説明を通訳していたときのこと、無意識だったのですが、wasteを「廃棄物」と訳してしまったらしい。学生に「老廃物のこと?」と聞かれて「え?私なんて言った??」と聞き返す始末でした。そんな風に自分が最初に覚えた1対1対応の訳語はこびりついているんですねー。Sigh></

Mrs. Malone said...

先日、とある先生から先生同士でディスカッションするサイトを作ったからのぞいてと言われ、少し読んだのですが、英語の先生の真面目さ、教材研究をしっかりして、隅々まで生徒に教えようという姿勢が、裏目に出ちゃうんですよね。
和訳の癖は、もうどうしようもない!生徒がORT7になったら難しくなったというので理由を尋ねたら、和訳できないって返事が。和訳しないで英語のままで行くんだよって、なんど強調したらわかるんだ?!
NZでは、ご家族や学校などの間で、緊張の日々を過ごされたんですよね。ご苦労様でした。

sloppie said...

立派に踏み絵だと思います(笑)

調布の佐藤 said...

emmieさん、こんにちは。
今日(月曜日)発売の「週刊アエラ」2011年6月6日号(朝日新聞出版)の書評欄(66ページ)に「受験英語と日本人」という本の書評が出ています。本の写真に添えられているテキストには、「受験参考書こそは日本人にふさわしい英語学習法の宝庫だ」とあります(このテキストを誰が書いたか不明)。書評自体は政治学者の方が書いていて、その趣旨は本の内容を肯定的に評価しています。私はこの本を読んではいないのですが、困ったものです。
次の本です。敵陣の様子を知るには良い本かも。
「受験英語と日本人--入試問題と参考書からみる英語学習史」
江利川 春雄 (著)
単行本(ソフトカバー): 336ページ
出版社: 研究社 (2011/3/25)
ISBN-10: 4327410764
ISBN-13: 978-4327410766

Mrs. Malone said...

調布の佐藤さん、いつも毒舌の材料を提供していただいて、ありがとうございます?!
アエラは高校で定期購読しているので、土曜日に見ますね。
英語を取り巻く環境は、ネットの広がりやgadgetの誕生で、ここ10年ぐらいで完璧に変わりましたよね。過去に学ぶことは、ない、Periodです。
だってリビングでお茶しながら、地球の裏側のテレビとかオンタイムで見れちゃう。高いお金払って飛行機に乗らなくても、あっちゃこっちゃの国の人とchatして、今日は曇りだよーそっちはどう?なんてはなせる。いやーすごい時代だ。
ところが、英語教育の中心に鎮座する先生方は、時代に乗り遅れているという意識が完全に欠如していますね。中には自己保全のために自ら鎖国している人もいるのかもなあ。
人生のどんな場面でもそうですが、英語習得を左右する要素の一つに、どういう先輩に巡り合えるか、どういう人をメンターにできるか、というのがあるかもしれません。
紹介くださった本をすすめる先生に出会ってしまったら最後。一生お勉強で終わるのかも。
逆に、ニコニコ多読を楽しむ仲間に出会えたら、もうその瞬間から、解き放たれて、飛び立って行ける人もいるだろうし。
ああ、また止まらなくなってる。
こういう話を生徒にもするんですが、私にとってはあたりまえすぎることでも、生徒にはAha!なことが多いようで、あつーい眼差しでもって戯言を聞いてくれるます。将来、社会に出て英語の必要性を痛感した時に、多読講座が少しでも生きてくればいいのだけれど。

aqualuna said...

emmie-san 本当同感です!

和訳という意味で言えば「通訳」だったり「翻訳」だったり、これは日本語の能力もかなりいる特殊技能だと思うんですね。

だから英語で聞いて説明するなんていつも「だいたい」ですし、こんな「イメージ」なんだけどわかる?みたいになっちゃいます。

そうすると「ちゃんと英語がわかってない」とか言われちゃうんですよね。だって文化も違うし、そんな一言でニュアンス伝えられないよ!って感じなんですけど。

じゃあテストどうするんだ!といわれると、そのあたりのアイデアというか、確固たる意見は無いので、何もいえないですが。。。

Mrs. Malone said...

aqualunaさん、こんにちは!

とってもお忙しいだろうに、こんなrantsだらけのブログにおいでいただいて、なんと申し上げてよいやら^^;;;

和訳なんてしなくても、他にテストのパターンはいっぱいある。単に先生の都合でさせているだけでしょうね。例えば音読させるだけでも、内容がとれているかどうかなんて一発でわかるもん。

私は年間数日間だけ先生と呼ばれることがあるので、知らないほうが幸せな裏話を仕入れてしまうのですが、ここに書くときは、これでも相当トーンダウンさせているのです。実態はもっと悲惨。小学校、公立中学、都立高校、そして国立の学校と全て悲惨。せっかく多読をすすめるような良心的、意欲的な先生がいても、残念なことに数で負ける。どうにかしてよです。