Sep 23, 2008

「○聴○読マガジン」にとどめを刺される

最近、もうちょっと英語力のびればなあ、やりたいことがもっとできるのに、
特に、自分で制御が出来る読む、書く、話すはいいとして、
容赦ない聞き取り、これを何とかしたいと思うようになっていました。

そこへ「多聴多読マガジン」のこの特集です。
多聴+「α」でリスニング力アップ!
いつもはさらっと流し読み程度だけれど、今回はじっくり取り組んでみようとやったのが大間違い!!!
~あーやっぱり、私の英語力って、この程度・・・と、がっくりきてしまった。

どの部分でそうなったかというと、
なま音声を聞き取る7つのポイントということで、ダボス会議でのアル・ゴアとボノによるセッションが
使われ、短い聞き取り問題がありました。

Martin Luther King, Jr. once said "Injustice anywhere ( )( ) everywhere."
In our world, "CO2 increases anywhere ( )( )( )( )( )( ) everywhere.

そこでやってみて
(threatens)(justice)
(threatens)(the)(future)(of)(human)(civilization)
聞き取れたと思って解説を読んでいくと、

”なお、最初のthreaten には3単元の -s がつきますが、ふたつめにはつかないことを
CO2 increases を聞いた時点で【!!!】判断できなければなりません。”

私には、CO2 increasesという主語にあたる部分を聞いた時点で、次に来る動詞の活用形?が瞬時にひらめくなんて、そんな風に英語を聞いたことなんてない!
そして、文字で読めば、ふたつめのthreatenには s がつかないこと理解できるけれど、
何度この部分を聞いたところで、ゴア氏が s をつけているのか、いないのか、
判別できなかった・・・

もうねー、どーんと、落ち込みましたよ。

なんですが、冷静になって思うに、
動詞の活用形を意識しながら(判断しながら)英語を聞いたり、するかあああ?????

英語を聞くといっても、
話の内容をきいてるんであって、英語という言語そのものを意識して聞くって、おかしくないかい???

なんか、ひどい特集を読まされたものだと、つくづく後悔するやら、憤りを感じるやら。

この雑誌には、尊敬し、あこがれているタドキストさんや先生も執筆されているので、
本当は応援したいのだけれども、
先生という立場にある人の記事のなかには、
意図的に(意図せずにだとしたら、さらにたちが悪い)、
みんなが英語好きになって、どんどん英語できるようになってもらっては困るから、
さも英語が特別なものであるかのように、詳しい解説を付け加えたものもあって、首をかしげることが多いです。
はじめの頃はね、よかったんですよねー。
何号目からかな、たしかNEOさんも気付いていたよね、変わってしまったの・・・

9 comments:

Chico said...

あ〜、そういうことはよくあることっすね。
ビジネスってのは、メジョリティーに引きずられる。
しかも、難しいことは勉強になる!という誤解が蔓延してるから、ほうら、あんたできんでしょ?もっと、お金使って英語をやらないとね。って言う結論にもっていこうとしてるとしか思えない。そういうビジネスは無視するとしても、Native同士で話してる内容が見えなくて、ため息をつく事はよくある。いくらやっても追いつかないと思う事もあるけど、反対に彼らはどんなに日本語をやっても私たちには追いつかないので、なーんだ同じと思う。
でも、英語が母語じゃなかったから、英語をやろーと
思ってエセバイリンガルにでもなっていることは、良かったと思うの。英語が母語だと、いいや〜って何もしなさそう。すると世界はいつもモノリンガル。それは、つまらなさそう。2カ国語はたいしたこたーないけど、1よりは豊と思うのです。そういえば、11月にETJのエキスポってのがあります。私は、ボランティで受付やります。emmieさん、遊びに来ない?色んな国の人に紹介出来るんだけど。

mrs. malone said...

chicoさん、ありがとう~
私は全てをいい加減、突き詰めることが出来ない人なので、真面目で、熱心で、重箱の隅をつつくことができる人に、すんごいあこがれを抱きます。それでたまにはがんばってみよう!としたのに。やっぱあの雑誌はone of themのビジネスになってしまったのだろうか。chicoさんはあの雑誌見たことないかなあ。Native同士の会話にちょっとでいいから、口出ししてみたい。言葉の問題だけじゃあ解決しないことでしょうが。
ETJエキスポあるんですね。メールいっぱいくるから、ほったらかしてる^^;
あとでHP見て見ます。日程次第。
ガールスカウトいいなあ~友達が入っていたんだけど、かばん詰めるの上手でね、一緒に山へ行くと、マジックのように、小さなリュックから次々物が出てくる。って、そんなこと上手になりたくて入るわけじゃないか・・・

せにょーる said...

emmieさん、こんにちは。

はじめてお邪魔します。ML等でいつもお世話になっていまする。

マガジンの特集なんですが、これが私が心配していた、「多読が日本英語に組み込まれていってしまう」現象なんですよ。

特に学校で多読をやったときには、学校の教員が多読や多聴をこうやって扱ってしまう恐れが大きいんじゃないかと。自分でもついついやってしまうかもしれないし...

「多読や多聴だけで、本当に英語ができるようになるのか」という不安につけこんで、「+α」と称して、従来の「日本英語」式やり方にひきもどす、ってことでしょうか。まぁ、やってる人たちはそんなに悪気ないでしょうが。(悪気ない=さらにたちが悪い、ですか?)

ちなみに、私はemmieさんのお話や書かれた英語を見ると、自分は絶対emmieさんよりも英語ができない自信があります(笑)。

自分の「ほんものの」英語力に自信がない、というか、それがあからさまになるのがいやだから、ついつい英語教師は3単現のsのようなウンチクに流れ込んでしまうのでは、と自省を込めて思ってます。英語圏生活が長くて英語が自分よりもできてしまう生徒を前にすると、「会話ができても、文法や読解が正確にできないと『正しい英語』は身につかない。」ってつい言ってしまう悲しい人々なんです、われら。

この特集の問題を作った人は、本当にsのありなしが聞き分けられるんですかね?あるいは、「主語」を聞いた瞬間に動詞の活用を判断しているんですかね。そこが疑問なんです。

あと、穴埋めディクテーションですが、これは私も以前よく生徒にやらせていましたが、「結局何の意味があるんだ?」と疑問に思ってしまっています。ディクテーションだったら全部書き取るのがいいんじゃないか、つうか、そもそもディクテーションはリスニングの練習ではなくって、文法の練習だって最近は思うんですよね。

長々とお邪魔しました。

mrs. malone said...

せにょーるさん、いらっしゃいませ。某MLでの報告、いつも楽しませてもらっています。うちも上が娘で下が息子。そして、まったく読み聞かせをしてやらなかった娘は本好きに、一方、毎晩日本語も英語でも読み聞かせしてあげた息子は、本より野球とカードゲームが命、英語にもとんと興味を示すことなく、野放し状態です。いやいや。
さて、英語について、私はもともと英語に興味があったわけではないので、意識的に勉強したことがないのです。高3で700選、しけ単しけ塾の丸暗記したことぐらい。なので、どんなに英語を使ってできることがふえても、これでいいのかなって思ってしまい、そんなときに日本の英語関係の本に手を出すと、知らないことの多さに愕然とする、の繰り返しです。でも最近、ほおーんの少し、ボランティアで翻訳をするようになったんですが、なんというか、セミプロのような世界でも”ほんものの”英語が操れる人ばかりではないのかも?みたいなことがわかってきて、やっぱり多読・多聴しかないんだと再確認したところです。
今度は都民の日に集まりですね。ただいま調整中。

NEO said...

出遅れました~~~~~~お久しぶり^^
今回のは購入していないので分からないけど、親切すぎるおせっかいが多いような気がするな。分析も多いし~。

最近、トイックここだけ文法・・を読んでみましたが、多読前に読んだ時はそれなりに分かったのに、今回は以前とかなり違う感覚で分かりにくい。文章(本)を読んで感じ取る方が分かります。日本語で説明されるより英語での解説の方が簡単なんですよね。

だから、高校で文法を教えている先生方って、すごいな~と逆に思ってしまいます。

emmieさん、自分の思うがままに進むのが一番だよ~~~

mrs. malone said...

NEOさん、ありがとう!
そうそう、高校で文法を教える先生、えらいなあって私も思う。でるわでるわ薀蓄、みたいな先生もいるし^^。
今回の特集は、高校の講座でシャドーイングの説明したり、読むこと以外に興味がある生徒も多いので、使えるかなーというのもあってやったんだけど、ダメだったな。
生徒に聞き取りはどうすれば伸びるのかと聞かれても、私自身の経験だけでアドバイスすると「好きなの、いっぱい聞けば~」になるので、なんかねー、説得力に欠けるというか。
でもやっぱり今回の結論としては、多読を続けつつ(ここ、大切!)わかろうがわかるまいが、好きな素材(これまた、大切!)をたっぷり聞く、これしかないじゃないか。
自分の語彙が増える過程を考えてみると、
1.本を読んでいて、知らない単語があると、音はわからないので、ぼやんと形、綴りが脳に残り
2.また別なところで、その単語の音を聞くと、微妙に脳が反応することがある、
この繰り返しが何度かあってから定着、そんな感じかと思います。
(なので、音に頼る部分も大きいわけですが、rとl聞き分けなんて出来ない私は、とんだ失敗をすることもある。あとでブログに書きます)
NEOさんは、どうかな?また話そうね!!!

せにょーる said...

Hola! Emmieさん、Neoさん

調子にのってまた失礼します。というか、このブログめちゃくちゃおもしろいです。Emmieさんの英語はかっこいいです。いや、お世辞ではおまへん。まじで。今日は午後、中学校へ「出前授業」なんですが、準備もせず読みふけってしまいました...

>高校で文法を教えている先生方って、すごいな~

うーむ...確かにたまーに、うんちく的な話をすると生徒は喜びますがねぇ。だけど、結構インチキうんちくが多いですからねぇ。そしてウンチクを語れば語るほど聞いている方は英語ができなくなる...

野球の解説者の評論をいくら聞いても、野球がうまくならないのと同じかなぁ...

NEO said...

音の聞き分けについて・・
学生時代は超苦手でした。ピアノは楽譜読まないで音で弾く私で音感は悪くない方だと思うのだけど。

最近では、テストにおいて、「同じ発音は?」フォニックスが便利だと思っています。でも、アホくさい問題だよな~と適当でよろしい。

テスト意外では、音の聞き分け出来なくても問題無しと思っています。フルセンテンスで聞いていれば文脈から判断できるし。

自分が話す方においても、聞き手は、フルセンテンスで話しきれば、相手もちゃんと理解してくれているからそれで良し。

なんでそれで良しとなるか・・・
たくさんの文章を読んで文字がそれなりに目に入っている。シャドーイングにより文脈の中での自然な音をたくさん聞く。
これで、なんとかなっちゃうもんです。

1.本を読んでいて、知らない単語があると、音はわからないので、ぼやんと形、綴りが脳に残り
2.また別なところで、その単語の音を聞くと、微妙に脳が反応することがある、
この繰り返しが何度かあってから定着、そんな感じかと思います。

これと同じですな~。多読・多聴により深く考えないで感覚に任せてOKな感じに近づくと思っていますよん。

Rに関しては私は簡単な音と思っています。Lに関しては耳だけでは無理とあきらめています。あきらめから文脈での解釈になったのでした。Rに関しては持論があるのですが、NZの行った時の経験とフォニックスをよる勝手な持論です。
今度、会った時に実演します。「そんなの当たり前~」か、「おお~、勝手な解釈~」と思われるか・・・
でもさ~、スピーチコンテストではAiちゃんが、妙に納得していたよ

来年は長男が大学だから東京近辺には出没します。近いうちにお会いしましょう!

mrs. malone said...

せにょーるさん、再度お越しいただき、ありがとうございます。
and thanks for your compliment, I sincerely accept that.
なあ~んて書いては、こんな表現あるかああ?、ま、not bad ぐらいにはなってるかもなって感覚で書けちゃうのが、多読・多聴のよさです。
地方から都会へ越してきて、遊んでくれる友達もなく、暇だから英語でブログでもやってみようとはじめたんですが、1年も続いてるわ、けっこう長い文章もかけるわで、驚きです。
"hola"さっそく使わせてもらいます!カナダ人のメール友達は、スペインにおばあちゃんがいるそうなので。

NEOさん、こんばんはー
そうだよねー文脈で理解するよね、そうだよねー。細かいところに意識を持っていったりしたら、長時間聞き続けたりできないし。
いいかげん自分の考えに自信持てよって気がしてきた。
NZ私も行った~移住したいぐらい~でも、暇で絶えられなくなるかも~
息子さん、これからの時代にあった、いい選択をされたなって思いましたよ。