May 30, 2008

続・学校英語と多読

これ考え出すと、家事が手につかない(ははは、言い訳)

中高生に多読をすすめるときには、
多読は何百万、何千万語と読んでいくものだということ。
(教科書以外の本を読んでいる、ぐらいの語数ではないこと)

多読・多聴が大切だけれど、
多読が主で成果がみられる’量’の読書時間を確保するのは難しいだろうから、
自分にあった従来式の英語学習をやることも必要、
ぐらいのアドバイスがいいのかなあ。

学校英語のことを、つい悪く言っちゃうんですが、
これを学校英語=基礎英語を否定しているように理解されてしまうと、まずいのではないかなあ。
多読は、100万語ぐらい読めばいいと思って、
学校の授業は中途半端なまま、これで大学受験に対応できるのか?

それから、子どもの性格によっても、細かいところに注意がいって追求したくなるタイプなら多読がいいけど、大雑把でなんとなくわかったで満足しちゃう人には、多読プラスが必要とか。

英語が使えるようになりたかったら、
多読・多聴して、どっぷり英語につかって、英語のまま吸収して、・・・
こんなこと、あったりまえですよね。

そうなんだけれど、
多読・多聴が本物で、(日本語訳させるような)学校の英語は必要ないもの、
から、
英語の基礎は勉強しなくていい、多読・多聴していれば大丈夫、
こんな風に生徒が受け取ってしまったら、非常にまずいんでないだろうか。
だって忙しい日本の中高生ができる多読・多聴の量なんて、たかがしれている。
数百万語を超えるぐらいになったら、多読と言えるんだろうけれど、
どんなにがんばったところで、クラブ、他の科目もあるんだから、時間を確保すること自体、無理。

学校(中学)の授業が、ケアレスミス程度で、だいたい理解できていればいいけれど、
多読・多聴しているからいいやーと、授業を甘く見て、
基礎英語(中学レベル)がまったく定着しないまま、ぼんやりと授業を受け続けることになったら???

大学受験直前に、高校レベルのやり直しなら挽回できるけれど(これは自分の経験上)、
中学からやり直し、なんてことになったら悲劇だよな。

それから、受験の傾向として、難しい学校ほど多読で勝負できて、
中堅校は、高度な内容は問われない変わりに、細かいミスで減点されると、
点数が伸びないような問題が出されるんような気がします。
これ、模試の採点していて感じること。
大意はとれているけれど、ツメが甘く、小さな間違いで点数をなくす生徒と、
大意はあまりとれていないけれど^^;、どの単語ももれなく訳してあって、減点されにくい、
という答案がでてきます。

多読・多聴の落とし穴。
・なんとなくわかった気がしているだけで、正確には読み取れていない。
・文法、構文が定着していないから、アウトプットできない。
 できても、どこまで通用する文章か判断できない。
・なんとなくわかった気がするので、基礎を勉強しなおす気にならない。

学校英語のよさ
・学校で習ったことの通りすれば、もどき英語、は使えるようになる。
・学校英語が定着していれば、多読・多聴での飛躍が期待できる。

つまりは、
学校でたっぷり、やさしいところからの多読・多聴をたくさんやって、
足りないところをお勉強で補完してくれればいいってことか。

2 comments:

NEO said...

私も同じように思っています。
自分の思っている事を上手にまとめたな~。すごい。
話す、書くとなるとある程度の規則(ルール)を学ばないとできないと思います。
英語圏での生活でないのでちょっとの多読だけでは無理だと思う。多読だけでいくならすごい量が必要。
親が外人でも日本に住んでいてたら、学校で学習した使用言語が勝つんだって。
日本で生活している外人は母語の問題と戦っているんだよね。
臨界期(10歳くらい)を越えると理論的に物事を体得していくそうです。
多読をして学校英語はその理論の一部分と思えば、学校英語とも仲良くできて、ストレスもたまらないと思うのだけどね・・・
理論的部分を上手に利用するのが必要とおもうのだけどね・・・
多読によって、その規則(文法)に自分で気がつくには相当に量が必要だよね。
高2のS君も最低限の文法(中1)をしっかりして、多読、英作、これで会話の方もできるようになっています。最短の時間でそうなっていると思うんだよね。
私の中では多読・多聴・中学程度の文法ルールで英語は書ける、話せるになると思うよ~。

mrs. malone said...

そう、まさにその通り、多読・多聴・中学程度の文法ルールだと私も考えています。
多読・多聴で少し先行って、学校の文法を後から難なく理解、というのが理想ですね。でも進学校や中高一貫の学校の場合、授業のペースがとんでもなく速いから、多読が追いついていかないんでしょうね。うちの暇がたんまり娘とは大違い。毎日おやつ食べてはナルト(一応英語で見てるけど)を1時間以上見て、マンガを読み、学校の宿題はほぼゼロ。どっちがいいのやら。